株式会社つくしメディカル

CARE PRODUTS介護用品の販売・レンタルについて

介護用品の販売やレンタルのしくみについて

ここでは介護用品の販売や・レンタルのご案内、選び方や豆知識についてご案内しています。


介護用品の販売やレンタルのしくみについて(メニュー)

①福祉用具購入サービス

②福祉用具レンタル(貸与)サービス

③住宅改修サービス


介護用品の選び方について(メニュー)

車いすの選び方

杖の選び方

足の血行を良くするマッサージ

清拭の方法

手すりの取り付け

寝巻の着せ方



①福祉用具購入サービス


福祉用具購入サービス

① 全額(10割)負担で購入します。

② 商品と共に領収書と商品カタログ(コピー可)をもらっておきます。

③ 購入に要した金額の9割を市区町村に請求します。
申請には支給申請書、領収書、カタログ、被保険者証、印鑑などが必要です。

④ 購入費の9割相当額を払い戻します。




購入が適用される福祉用具


①腰掛便座次のいずれかに該当するものに限る。
・和式便器の家に置いて腰掛式に変換するもの。
・洋式便器の上に置いて高さを補うもの。
・電動式またはスプリング式で便座から立ち上がる際に補助機能があるもの。
・ポータブルトイレ
②特殊尿器尿が自動的に吸引されるもので高齢者またはその介護を行う者が容易に使用できるもの。
③入浴補助用具座位の保持、浴槽への出入りなど入浴の時補助を目的とする用具であって次のいずれかに該当するものに限る。
・入浴用いす ・浴槽用手すり ・浴槽内いす ・入浴台 ・浴室内すのこ ・浴槽内すのこ
④簡易浴槽空気式または折りたたみ式などで容易に移動できるもので、取水または排水のために工事を伴わないもの。
⑤移動用リフトのつり具の部分 

※購入サービス支給対象者は、介護保険の要支援~要介護5と認定された在宅サービス利用者です。

※支給限度額は、年間(4月1日から翌年3月31日までの1年間)で10万円(消費税含む)購入9割の9万円までが支給されます。

※支給限度額の上限を超えた場合、超えた部分については全額自己負担となります。


介護保険で購入できる福祉用具の例


福祉用具購入サービス

『腰掛便座』 ポータブルトイレなど

『入浴補助用具』 シャワーチェア・浴槽台・シャワーベンチ・浴槽手すりなど










②福祉用具レンタル(貸与)サービス


福祉用具レンタル(貸与)サービス

① ケアプラン作成事業者とケアプランを作成

② ケアプラン作成事業者から指定福祉用具貸与事業者へ連絡調査

③ 福祉用具の貸与

④ 貸与の1割相当額を支払い








レンタル(貸与)が適用される福祉用具


①車いす標準型車いす(自走用)、普通型電動車いす、介助用車いす(手押し型)
②車いす付属品クッション付パット、電動補助装置、テーブル、ブレーキで車いすと一体的に使用されるもの。
③特殊寝台サイドレールが取り付けてあるもの、または取り付けることが可能なものであって、次のいずれかの機能を有するもの
・背部、もしくは脚部の傾斜確度を調整する機能を有するもの。
・床板の高さが適度、もしくは無段階で調整する機能を有するもの。
④特殊寝台付属品サイドレール、マットレス、ベッド用手すり、テーブルで特殊寝台と一体的に使用されるもの。
⑤褥そう予防用具次のいずれかに該当するもの。
エアマットと送風装置からなるエアパッド。
水などによって減圧による体圧分散効果をもつウォーターベッドなど。
⑥体位変換器空気パッドなどを身体の下に挿入することにより、体位を容易に変換できるもの。
(体位の保持のみを目的とするものを除く)
⑦手すり取り付けに際し工事を伴わないものに限る。
⑧スロープ段差解消のためのものであって、身体の前および左右を囲む取っ手などを有するもの。
⑨歩行器二輪、三輪、四輪のものであって、身体の前および左右を囲む取っ手などを有するもの。
四脚を有するものにあっては、上肢で保持して移動させることが可能なもの。
⑩歩行補助杖松葉づえ、カナディアン・クラッチ、ロフストランド・クラッチおよび多点杖に限る。
⑪痴呆性老人徘徊感知機器要介護者が屋外へ出ようとしたときなど、センサーにより感知し、家族および隣人などへ通報するもの。
⑫移動用リフト床走行式、固定式、または据え付け式でかつ身体をつり上げ、または体重を支える構造を有するものであり、自力で移動が困難な者の寝台と車いすとの間などの移動を補助する機能を有するもの。住宅改造を伴うものを除く。

介護保険でレンタルできる福祉用具の例


福祉用具レンタル(貸与)サービス

ベッド、車いす、リフト







③住宅改修サービス


住宅改修サービス

① ケアプラン作成事業者と住宅改修の事前相談

② 工務店(リフォーム業者)へ見積もり依頼

③ 工務店(リフォーム業者)から見積もり提出

④ ケアプラン作成事業者と見積もり確認

⑤ 工事依頼(1割相当額を支払い)

⑥ 工事施工(工事完了写真・領収書を受け取る)

⑦ 改修費を請求

⑧ 9割相当額を支払い




介護保険が適用される住宅改修


 
①手すりの取り付け廊下、トイレ、浴室、玄関から道路までの通路などに移動するまたは移乗動作の助けとなるものを設置する工事。
②段差の解消敷居を低くする工事、スロープを設置する工事、浴室の床のかさ上げなどの工事。
③滑りの防止、および移動の円滑化などのための床などの材料の変更室内においての畳敷きから板製床材、ビニル系床材などへの変更。浴室においては床材のすべりにくいものへの変更など。
④引き戸などへの扉の取り替え開き戸を、引き戸・折り戸・アコーディオンカーテンなどに取り替え、そのほかドアノブの変更、戸車の設置なども含まれる。
⑤洋式便器などへの便器の取り替え和式便器を洋式便器(暖房便座・洗浄機能つき)に取り替える工事。
⑥その他これらの工事に付帯して必要な事手すりの取り付けのための壁の下地補強など。

※介護保険の住宅費の支給は、要介護ごとに定められている毎月の利用限度額とは別に、原則として1回だけ20万円を上限として改修費用の9割の補助があります。(ただし、要介護状態が著しく高くなった場合および、転居した場合は再度利用可能)


介護保険で購入できる福祉用具の例


福祉用具購入サービス

てすり、段差の解消








車いすの選び方


車いすの選び方

車いすを選ぶ前にチェック!
◆座位保持能力を確認  ・足が床に、背が背もたれについているか。
 ・体の中心線が曲がってないか。
 ・ひざ位置に左右差がないか。
◆身体状況を確認  ・おしりが前にすべって、姿勢が崩れていないか。
 ・背中が丸くなっていないか(円背)。
 ・足の裏全体が床につくか。
◆痛みなどを確認  ・間接などの痛みがないか。
 ・床ずれや床ずれ跡ががないか。
 ・感覚障害がないか。

車いすの選び方

杖の選び方


◆杖の選び方
杖にはいろいろな種類があります。自分の体の状態や、好み、用途に合わせてお選びください。
杖は、長すぎたり短すぎたりすると姿勢が不自然になり、肩こりや腰痛の原因になります。
自分の体に合った長さに調節してお使いください。
また、杖の先についている杖先ゴムは、長く使っているとすり減ってきます。
磨耗したり破れたりしていると滑りやすくなるので、お出かけ前には必ず点検してください。
◆基本的な杖の長さの決め方
杖の選び方靴を履いた状態で、腕を自然に下ろしたとき、
床面から手首の骨までの長さ(イラスト①)
または、杖の先を体から15cm外側に置いてひじを150度に曲げた状態で握り手が持てる長さ(イラスト②)をひとつの目安にしてください。
◆腰が曲がっている方は、曲がった状態で合わせます。
※この決め方はあくまでも目安です。個人差があるので、必ずご本人がお試しください。

足の血行を良くするマッサージ



1.足首をゆっくり回します。右回し、左回しを数回ずつ。

2.足の裏の湧泉など足のツボをゆっくりと押します。また、足の裏全体、脚のひざから下も柔らかくマッサージします。

3.爪のまわりを親指で円を描くようにマッサージ。足指も1本ずつやさしくマッサージします。

清拭の方法


清拭タオルの持ち方


1.顔の拭き方
耳と襟足は、指にタオルを巻きつけて拭きます。

2.胸の拭き方
タオルなどで肩をおおい、胸だけ出して拭きます。
胸→腹
※必ず矢印の方向に拭いてください

3.腕の拭き方
手先から体の中心に向かって拭きます。
4.背中・腰の拭き方
腰から肩、腰から背中に向かって拭きます。オリーブ油、パウダーを使ってマッサージをします。拭き終わったらドライヤーで乾かします。

5.足の拭き方
洗面器に40℃くらいのお湯をはります。足首からすくうように持ち、足先からつけ根に向かって拭きます。
6.陰部
専用の用具を用意して毎日拭きます。
※タオルをしぼるお湯の最高温度は摂氏53℃ぐらい。

◆手すりの取り付け位置


縦手すり 縦手すりは、段差の乗り越えやドアの開閉などで体のバランスを崩しやすい場所(出入口・玄関の上がりかまちなど)や、立ち座りなどで身体が上下動する場所(トイレ、浴室など)に設置します。
横手すり 横手すりは、水平移動する場所(廊下など)や、姿勢を保持する場所(トイレ・浴室など)に設置します。
L型手すり A:便器先端から縦手すり
B:便座面から横手すり


L型手すりは、立ち座りと座位保持の両方をサポートします。便器や浴槽の側方に取り付けると役立ちます。

◆寝巻きの着せ替え方


1.横向きにして、上側の寝巻きを脱がせます。

2.その寝巻きを丸めて体の下に入れます。
3.同じ姿勢で新しい寝巻きを半分だけ着せ、残り半分を体の下に入れます。ひももいっしょに入れておきます。
4.介護者は反対に回って、横向きを逆にし、汚れた寝巻きの半分を引き出して脱がせます。

5.新しい寝巻きとひもを引き出し、袖に通します。
6.あお向けに休ませ、背中がしわにならないよう腰を持ち上げて寝巻きをよく引っぱり、ひもを結びます。

※マヒや痛みのある場合は、健康な部分から先に脱がせ、着せる時は痛みやマヒのある方から着せます。